声を出せない場所で、自慰行為をする。
そういう妄想オナニーはしょっちゅうしている。
たとえば、満員電車の中。
ローターを膣に突っ込み、モーター音が聞こえないか不安になりながら、快感に身体を震わせる。
押し寄せる快楽の波に耐えきれず、太ももをツツーっと愛液が伝う。
腰をくねらせて誤魔化しながら、頬を紅潮させる。
「イく……」
声を上げてイきたいけど、それを許さない環境。
身体を震わせないように、お尻の穴に力を入れて、その場に硬直する。
ドアが開き、人が出ていく動きに合わせて、脱力する。
……というのは、本当に妄想でしかなくて、現実ではまだ叶えていない。
人に迷惑をかける可能性のあることは、抵抗感があるから。
だから妄想して、今日も一人でオナニーをする。
最後まで、我慢するつもりだった。
だけど、気持ちよくなりたい気持ちを抑えることができなくて。
「あぁ、あぁぁ、あぁぁん!」
だらしない喘ぎ声が漏れてしまった。
また今日も、完璧なオナニーはできなかったけれど。
股の間はビクビクはねて、悦びを全身に届けてくれている。
気持ちいいからする。
それだけ。
これほどお手軽なリフレシュ方法・ストレス緩和行動はないと思う。